📺北別府学の週刊 GO up!1軍春季キャンプ捕手5人体制を達川さんが解説【5up!】
[2020年1月 カープ関連 テレビ放送]
広島ホームテレビ “みみよりライブ 5up!” で毎週月曜日恒例、北別府学の週刊 GO up!が放送。ピンチヒッターとして達川光男さんが出演、春季キャンプへ向け捕手陣を解説。
1軍春季キャンプ捕手5人体制、達川さんが解説
——1軍の捕手は異例の5人体制、この意図というのはどのようにお考えですか
達川さん「私の中では今、優先順位はですね、會澤・石原・磯村が力ありますよ。で、なぜ磯村を2軍からスタートさすかいうと、もう磯村の力はわかってます。ほんでまぁ會澤とか石原が何かあったり、将来のことを考えてこの中村奨成であり、石原は新人でどの程度できるかと、坂倉はある程度できるけど、わかってるんだけど、外野守ったりキャッチャーとして育ってほしいというところもあるんですよ。ということでこういうメンバーにしたんですよ、これは無難なやり方ですよね」
達川さん「まぁベテランの石原もファームからスタートしていいんですが、やっぱりこれファームからいくと、やっぱりちょっとなんかあったら後がないんで、やっぱりそういう危機感も感じて、1軍の方へ行ってると思いますよ。本人が希望したと思います」
達川さん「例えば菊池とか長野とか、2軍から行くようになってるでしょ、あれ希望聞いてるんですよ。石原も聞かれてると思います、佐々岡監督から」
初の1軍キャンプ、中村奨成
——その中で中村奨成選手に注目されている、と
達川さん「中村が會澤を抜くにはどうするかと、甲子園でホームラン6本打ってね、潜在能力はあるわけですが、なかなかこの2年間力を発揮できてないですよね。ただ体ももう3年目ですからね、そろそろプロの体にならなきゃいけないというところですよね」
達川さん「でまぁ會澤を抜くにはどうするか、いうたらやっぱりね、會澤のセールスポイントは何ですか?打てる捕手ですね。そうなるとね、ある程度のキャッチャーとしての仕事もできなきゃいけないんですが、やっぱりバッティングで會澤に勝つぐらいじゃないと、レギュラーになれないですよ」
——打撃力を向上させることが、中村奨成選手が1軍へのし上がっていく道になっていく
達川さん「そう思いますね、普通であれば違うことでね、自分の個性を活かすというところですが、プロ野球 走攻守いりますから、そういうこと考えたら會澤より打てるキャッチャーにならないと、それぐらい努力しないと。だから並大抵の努力じゃ、中村が會澤を抜けないということですよ」
——バッティングでは中村奨成選手、どのようなところを上げていくべきでしょうか
達川さん「やはり會澤は顔に何回も当たってもですね、ピッチャーに向かって行って、昨年 會澤が得点圏打率セ・リーグで1位になりましたよね、そういうとこでキャッチャーいうのはやっぱり自分がリードしてるから、相手の配球ものスゴい読めるんですよ、そういうところでここ1番に打てるキャッチャー、そういうところを真似たらどうかなと」
2軍スタート、磯村嘉孝
——そして2軍スタートになった磯村選手は実力がわかっているという
達川さん「もう磯村はこのままね、育っていけば何か會澤・石原に何かあった時に、できるという。白濱にしてもそうですよ、そういうとこです」
——達川さんは磯村選手、會澤選手に次ぐぐらいの実力があると
達川さん「実力は石原はまぁ失礼だからそういうこと言えない、石原は実力あるんだけども年齢的に体力的に難しいんで、會澤 磯村という順番ですよ今」
——それぐらいの実力がある選手だからこその2軍スタート
達川さん「いやもうわかってるからね、だから2軍に落としてもきっちり調整する、そういうメンタルも強いし、だからそういうところで今さら磯村を見てもしょうがないんです。それよりも新しい石原とか坂倉・中村奨成、特に中村奨成をきっちり1軍のピッチャーをどのぐらい捕れるか、というところを見定めて。キャッチャーいうのは自分のことだけじゃなくて、1軍のピッチャーのちょっと動くようなボールとか変化球のキレとか、そういうのに慣らすために、中村を1軍に上げてる」
広島ホームテレビ [27日] みみよりライブ 5up!(ごーあっぷ) より