📺キャッチャーでレギュラーを目指す、坂倉「ワンバン・パスボール、1つずつできるようになることが絶対あると思う」【お好みワイド】
[2020年10月 カープ選手インタビュー]
NHK広島 “お好みワイドひろしま” でカープ坂倉将吾捕手のインタビューが放送。課題として「ワンバンを逸らすことだったり、パスボール」と坂倉。
キャッチャーでレギュラーを目指す、坂倉将吾
坂倉「去年と比べるとやっぱり、スタメンで出ることが多くなって、ホントに使ってもらってる立場だと思うんで、スゴく良い経験ができてると思います」
今シーズン、キャッチャーとして一気に存在感を高めた坂倉選手。正捕手の會澤翼選手に次ぐ36試合で先発マスクをかぶっています。坂倉選手の持ち味といえばバッティング。ホームランもここまで3本。打線のクリーンアップを任されることも増えました。昨シーズンは首脳陣にバッティングを買われ、外野にも挑戦。その中でも、キャッチャーでレギュラーをつかむという思いは捨てず、黙々と練習を重ねてきました。
坂倉「入ってから、ずっとキャッチャーでやりたいっていう思いはあったんですけど、その中でことしこういうふうにできてるのはスゴく良いことだと思います」
投手とのコミュニケーション
キャッチャー1本で勝負した、今シーズン。こだわったのが、ピッチャーとのコミュニケーションです。こまめに会話をし相手バッターの特徴やその日の状態など、自分の考えを強く主張できるようになったといいます。その中で自信を深めたのが、先月28日のDeNA戦。7歳年上の九里亜蓮投手とのバッテリーで臨みました。この日もベンチに戻るたびに話し合い、多彩な球種で攻める九里投手の持ち味を引き出しました。強力なDeNA打線相手に的を絞らせないリードを展開します。
坂倉「首を振られながらも、ある程度自分が思った通りというか、感じた通りできた試合」
9回、二塁一塁のピンチながら完封まであとワンアウトとします。初球は変化球でボール。2球目も変化球を振ってくれません。3球目でインコースに変化球を見せます。そして4球目。アウトコースの速球でした。完封勝利に導き、九里投手から“いいリードだったので思い切って投げられた”と絶賛されました。
坂倉「年代とか関係なしにやっぱりピッチャーが思うこと、でボクが思うことが一致すれば、ある程度できてくることだとは思うんで、そういうところではコミュニケーションをうまく取りながらできたな、とは思います。0点に抑えれた、なおかつ先発ピッチャーをあそこまでリードできたっていうのはスゴく自信になったと思います」