⚾鈴木誠也×野村謙二郎さんが対談、打撃の変化・キャプテン論・“地球に打つ”の真意【テレビ派】
[2021年2月 カープ春季キャンプ]
広島テレビ “テレビ派” でカープ鈴木誠也×元監督・野村謙二郎さんの対談が放送。キャプテン論・打撃論に加え、初の訂正も入れる誠也。
野手キャプテン鈴木誠也と野村謙二郎さんが対談
野村さん「キャプテンに任命されてユニフォームに C が入った、どう?何か違和感ある?」
誠也「いや、あんまり、はい。やっぱりかっこいいなとは思いますけど」
野村さん「よし、やってやろうっていう感じ?」
誠也「そうですね、去年の自分の成績も踏まえて、やっぱりことしはしっかりやらないといけない、っていうふうな気持ちは強かったんで。それに加えてキャプテンっていうふうな役もやらしてもらっているんで、特にプレッシャーとかはないんですけど、変わらずしっかりやれればいいなとは思います」
野村さん「しかし回るようになったね、口ね。スゴいね今 聞いてて」
誠也「😊 自分で伝えたいこととかも、やっぱ考えるようにして、ちゃんと口にできないとダメだとは思ってるんで、その説明できるようにしようとは思ってます」
野村さん「スゴい大事だと思うよ」
バッティングの変化
野村さん「1つって言ったら難しいけど、こういうところに 2, 3 注意してやってるんだっていうのは、どこ?」
誠也「フォームで言うといろんなことを変えてるんですけど、1番は去年のアウトのなり方が、あんまり自分の中で良くなくて。元々はバットに当たったら前に確実に飛ばして、一発で仕留めたいっていう思いが強かったんで、その高めにきたボールを打ちにいって、ちょっと差し込まれて、それがファーストフライになったりセカンドフライになったり、っていうのがやっぱ多かったんで、捉えた打球をファウルにできたら、もう1回勝負できるなっていうふうに思って」
誠也「いいバッターの人とかは、打ちミスをファウルにできる。で、また打ち直して甘い球が来たらまたヒットゾーンに打てる、っていうふうな方が、やっぱ相手も嫌がるなと思って」
野村さん「でもそれってスゴい難しいことだよね、打ちながら引っかけそうだと思ったら、ちょっと遅らしてファウルにするってことだよね?」
誠也「そうです。普通に振りに行ってもファウルになる軌道に入れれれば、打ち取られないというか。いろいろバット軌道も変えてるんで、それがいつもだったら前に飛んでないと嫌なところを、ちょっと差し込まれたのがファウルに、上にバーンって当たるのがちょっと増えてて、それも今までだったら嫌だったんですけど、少し我慢して、今のは試合でもファウルになるから、次の球を仕留めれればいいや、っていうような考え方にちょっとずつ変えていってはいるんで」
誠也「今までもこうやって打ってて、ある程度それだったらある程度のことはできるようになったんで、次はちょっと違うことしないと、同じような毎年 成績になってくんで、何か1つ抜けるためには、やっぱちょっと変えたいなっていうのもあったんで」