黒田博樹×斉藤和巳「辞める覚悟の真相」【ネオスポ】黒田「もうワンランク上のピッチャーになりたい」
8日夜、ネオスポでカープ黒田博樹投手と斉藤和巳さんの対談、「これが男気対談だ!広島黒田&斉藤和巳のアツすぎ秘話!」が放送されました。
偉大な投手同士、何を語ったのでしょうか。
対談を忘れる?黒田投手からスタート。
黒田博樹が告白「辞めたい」のウラガワ
斉藤和巳曰く、死に場所を探していたという。
2014年9月、ヤンキースタジアムにて
昨年にも対談している2人。そのときの黒田投手「いつ辞めても後悔はない」
「体が壊れてくれたら野球を辞められる」の真意は
黒田「マウンドに上がるというのはしんどいですし、責任もあると思うんで。その責任を常にクリアするためにまぁ色々、練習なりバッターの研究なりをして。」
メジャー時代の回想
毎年200イニング近く投げてローテーションを守り続けていた黒田博樹投手だから言える、引退。
マウンドに上がること
斉藤和巳さんはケガで引退を余儀なくされた、という話の中で逆質問。
黒田「引退した人にけっこう聞くんですよね、野球を辞めてどう?とか。でもみんなやっぱり何か心残りや、もう少しやりたかった、とか。」
男気の哲学、最後の一球
黒田「これが最後の一球だと思えば、中々しんどいマウンドも乗り越えていけるんじゃないか、と。」
黒田博樹投手、1年契約の理由
メジャーでもカープでも1年契約。
黒田「自分の辞め時を判断しやすいというか、何かあったら辞めないといけない世界なんで、そこでやっぱり1年契約のほうがいいかな、という気持ちで常にこう最後の一球、最後の試合だという気持ちでマウンドに上がってるんで。まぁそこでもしそうなったとしてもここまで来たらもう悔いはないんで。いつも思ってるんですけど最後のシーズンだと思ってますし、それはここ何年間かの気持ちと変わらない。」
黒田博樹最後の武器
斉藤和巳さんに教わったカーブを練習しているという黒田博樹投手。
黒田「(斉藤和巳は)現役時代とんでもないカーブを投げていたんで、そういう(教えてもらえる)チャンスがなかった、たまたまフラっと来て教えてもらって。シーズン終わりかけだったんですよ、もっと早く来てくれたら投げれる確率が高かったと思うんですけど。それでまぁ一応そういう練習方とかは聞いて、まぁ今キャンプからそういう距離を置いて投げる練習とかを取り入れさせてもらっている。」
なぜ今カーブを?
斉藤「日本に戻ってくるという新しいチャレンジ、そこに新しい球種をチャレンジするというのは大変じゃないですか?」
黒田「そうですね、ただ…やっぱり、恐怖心というかアメリカでやったことがそのまま日本でできるか、逆もそうですけど、そんな簡単なことじゃないと思うんで。毎年ずっと同じことをやってても、バッターもやっぱり考えてきますし、自分自身もピッチャーとして進化していかないといけないんで。」
黒田「もっとその、和巳みたいにいいカーブを投げられたらもっと楽なんですけど、中々そう観単に、ね、うまく投げれないですけど。もうワンランク上のピッチャーになりたいっていうのはあって、その中でやっぱりカーブっていうのは自分にとってはちょっと…大事かなと、そういう気持ちで今カーブに取り組んでますね。」